“干飯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほしい54.5%
ほしいい36.4%
ほしいひ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猪の焙肉あぶりにくや、薄焼や、干飯ほしいやかち栗、乾した杏子あんずなど、それぞれの包みを中に入れて巻き、それを背負えるようにしっかりとくくった。
凩のこずえにのぼって手を叩いていた。彼らは、木のにあらぬ干飯ほしいいの弁当を喰いながら、毎夜の火事を見物していた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
干飯ほしいひ古酒こしゆ一筒ひとづつ、ちまき、あうざし(青麩あをふ)、たかんな(筍)方々かた/″\の物送りたまふて候。草にさける花、木のかはかうとしてほとけに奉る人、靈鷲山れいしうざんへ參らざるはなし。