“席捲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せっけん87.5%
せきけん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道庵の引掻き廻しも怖いが、お角親方なるものは、大阪をはじめ、全関西の興行界を席捲せっけんするのはらを抱いて乗込みかねぬ奴である。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
チムールやジンギスカンというような偉大な征服者は、さながら旋風のように地上を席捲せっけんして、宇宙を併合しようと努力した。
古より東国には未だかつて無い大動揺が火の如くに起つて、またゝく間に無位無官の相馬小次郎が下総常陸上野下野を席捲せきけんしたのだから、感じ易い人の心が激動して、発狂状態になり
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
先に拿翁の蹂躪じうりんに遭ひ、今後更に慮るところあり。昔日暴風雨をしのぎ、疾雷閃電の猛威を以て、中原を席捲せきけんし去りたる夢は今何処いづこにかある。平和の君、平和の君、切に此邦このくにを憐れまれん事を願ふ。
想断々(2) (新字旧仮名) / 北村透谷(著)