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帆布
ふりがな文庫
“帆布”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほぬの
51.9%
はんぷ
29.6%
キャンバス
3.7%
ほ
3.7%
ほぎれ
3.7%
カンヴアス
3.7%
セイル
3.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほぬの
(逆引き)
葉子の頭の上に張り渡された雨よけの
帆布
(
ほぬの
)
の
端
(
はし
)
から
余滴
(
したたり
)
がぽつりぽつりと葉子の顔を打つたびに、断続して聞こえて来るように思われた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
帆布(ほぬの)の例文をもっと
(14作品)
見る
はんぷ
(逆引き)
尾の道の町はずれに
吉和
(
よしわ
)
と云う村があった。
帆布
(
はんぷ
)
工場もあって、女工や、漁師の女達がたくさんいた。父はよくそこへ出掛けて行った。
風琴と魚の町
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
帆布(はんぷ)の例文をもっと
(8作品)
見る
キャンバス
(逆引き)
その上から
帆布
(
キャンバス
)
を当てがって、片っ方から順々に大釘で止めて行く……最後に残った一尺四方ばかりの穴から猛烈に走り込む水を
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
帆布(キャンバス)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ほ
(逆引き)
其船の船頭は
目腐
(
めくさ
)
れの中年の男で、今一人の若い方の船頭は頻りに荷物を運んで居た。髪を束ねた
上
(
かみ
)
さんは
苫
(
とま
)
やら
帆布
(
ほ
)
やらをせつせと片付けて居た。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
帆布(ほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほぎれ
(逆引き)
もちろん
帆布
(
ほぎれ
)
もない。
板片
(
いたぎれ
)
もない。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
帆布(ほぎれ)の例文をもっと
(1作品)
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カンヴアス
(逆引き)
帆布
(
カンヴアス
)
一枚で、漂流するやうな気もされる、一人の船頭は艫に立つて、櫓を操り、一人は舳先に立つて、水先案内の役を務める、外に船頭が二人で、両舷の櫂を、ボートのやうに水にピタピタ入れると
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
帆布(カンヴアス)の例文をもっと
(1作品)
見る
セイル
(逆引き)
キャプテン深谷氏のヨット、白鮫号は、まだ
檣柱
(
マスト
)
も
帆布
(
セイル
)
も取りつけたままで、船小屋の横の黒い岩の上に横たえてあった。
死の快走船
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
帆布(セイル)の例文をもっと
(1作品)
見る
“帆布”の意味
《名詞》
帆布(はんぷ)
綿や麻の糸で織られ、帆やテントなどで使用される厚手の織物。キャンバス。
(出典:Wiktionary)
“帆布”の解説
帆布(はんぷ、en: canvas)は、平織りで織られた厚手の布である。木綿や麻や亜麻で作られる。古くはズック(doek、オランダ語で「布」の意)とも呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
帆
常用漢字
中学
部首:⼱
6画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“帆”で始まる語句
帆
帆船
帆柱
帆村荘六
帆前船
帆綱
帆桁
帆檣
帆木綿
帆走
“帆布”のふりがなが多い著者
押川春浪
壺井栄
大阪圭吉
小島烏水
江戸川乱歩
吉川英治
泉鏡太郎
有島武郎
柳田国男
三好達治