“川獺”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
かわうそ	92.3%
かはうそ	7.7%

かわうそ

なにごとも起らなかった、まれに川獺（かわうそ）が魚を追いこみでもして激しい水音を立てるほかは、いつもしんと陰鬱にひそまりかえっていた。

葦 (新字新仮名) ／ 山本周五郎(著)

こっちの好きに付け込んで、狐か川獺（かわうそ）が悪いたずらをするのかとも疑ったが、喜兵衛も武士である。腰には家重代の長曽弥虎徹（ながそねこてつ）をさしている。

青蛙堂鬼談 (新字新仮名) ／ 岡本綺堂(著)

かはうそ

大うその川獺（かはうそ）だ。奧に樂々と晝寢をしてゐやあがつて、おれが幾度催促に來ても出て來なかつたぢやあねえか。

権三と助十 (旧字旧仮名) ／ 岡本綺堂(著)

“川獺（カワウソ）”の解説

カワウソ（獺、川獺）は、食肉目イタチ科カワウソ亜科（カワウソあか、Lutrinae）に分類される構成種の総称。
(出典:Wikipedia)

川	常用漢字 小１ 部首:⼮ 3画
獺	漢検1級 部首:⽝ 19画