“山葵漬”の読み方と例文
読み方割合
わさびづけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんときあめながら、案内あんない美人びじんたぞと、もう山葵漬わさびづけはしさきで、鯛飯たひめし茶漬ちやづけにしたいきほひで、つい此頃このごろ筋向すぢむかひとんさんにをしへをうけた、いち見附みつけはとじるしと
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
私は或る盲人按摩に失明の原因を聞きましたら中年頃重い眼病をんで少し快復した時山葵漬わさびづけを沢山食べたためその夜より両眼が非常に痛み出して遂に全く失明したと申しました。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ほろ/\と泣き合ふ尼や山葵漬わさびづけ
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)