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山狗
ふりがな文庫
“山狗”の読み方と例文
読み方
割合
やまいぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまいぬ
(逆引き)
汚
(
むさ
)
い
弾
(
はじ
)
き
丸
(
だま
)
は、ある時は禅僧のやうな露伴の
懐中
(
ふところ
)
に飛び込み、ある時は
山狗
(
やまいぬ
)
のやうな緑雨の襟首に滑り込み、またある時は気取屋の紅葉の鼻先きを
掠
(
かす
)
めて飛んだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
兩名
(
りやうめい
)
の
炭燒
(
すみやき
)
が、
同一
(
おなじ
)
雪籠
(
ゆきごめ
)
に
會
(
あ
)
つて
封
(
ふう
)
じ
込
(
こ
)
められたやうになり、
二日
(
ふつか
)
三日
(
みつか
)
は
貯蓄
(
たくはへ
)
もあつたが、
四日目
(
よつかめ
)
から、
粟
(
あは
)
一粒
(
ひとつぶ
)
も
口
(
くち
)
にしないで、
熊
(
くま
)
の
如
(
ごと
)
き
荒漢等
(
あらをのこら
)
、
山狗
(
やまいぬ
)
かとばかり
痩
(
や
)
せ
衰
(
おとろ
)
へ、
目
(
め
)
を
光
(
ひか
)
らせて
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
山狗(やまいぬ)の例文をもっと
(2作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
狗
漢検準1級
部首:⽝
8画
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山
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“山狗”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
泉鏡花