“居家”の読み方と例文
読み方割合
きょか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慈といい、孝といい、ていといい、ゆうというが如き、即ちこれにして、これを総称して人生居家きょかの徳義と名づくといえども、その根本は夫婦の徳にらざるはなし。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
公然この醜行を犯してずるを知らず、即ち人生居家きょかの大倫をみだりたるものにして、したがって生ずる所の悪事は枚挙にいとまあらず、その余波よは引いて婚姻の不取締となり
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その目的は我日本国中にける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、これを実際にしては居家きょか、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言うのみにあらず、躬行きゅうこう実践