“小寒”の読み方と例文
読み方割合
こさむ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあ」と葉子もはっきりしない返事をしたが、小寒こさむくなって来たので浴衣ゆかたを着かえようとすると、そこにそでだたみにしてある自分の着物につくづく愛想あいそが尽きてしまった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
秋も暮れて、元禄十五年の冬の小寒こさむが、おとずれかけた頃である。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)