“将監”のいろいろな読み方と例文
旧字:將監
読み方割合
しょうげん97.4%
しやうげん2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀田正盛まさもり、板倉周防すおう、小堀遠州、佐久間将監しょうげん等が著名であるが、沢庵が最も愛したのは、細川家の卓抜な嫡孫、越中守忠利であった。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「承れば左内様には、ご老中筆頭の左近将監しょうげん様の、ご妾腹ながらもお姫様の、満知姫まちひめ様とご婚約とのお事、結構なことでござりますなあ」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
源波響は蠣崎かきざき氏、名は広年くわうねん、字は世詁せいこ、一に名は世祜せいこ、字は維年ゐねんに作る。通称は将監しやうげんである。画を紫石応挙の二家に学んだ。明和六年生だから、此年三十五歳であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)