“封金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうきん75.0%
きりもち25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なでて見るとおかしな手障てざわりだから財布の中へ手を入れて引出して見ると、封金ふうきんで百両有りましたからびっくりして橋のたもとまで追駆おっかけて参り
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
十七日朝のうち封金ふうきんこしらへ候へば外に見たる人は決して御座なく彦兵衞にばかり見せたる事に付何分なにぶんあやしく彦兵衞儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
秀八の顔を見るとすぐ、清吉は、五十両の封金きりもちを三つ、ふたりの間へ置いた。そしてその手にさかずきを持った。
春の雁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)