“寄加持”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よせかじ50.0%
よりかじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カゲとみノ箱屋ヲスル奴ダガ、オレガ懇意ノ徳山主計トイウ仁ガ、至ッテ富ヲ好キデ、南平ニ富ヲ頼ンダ故ニ、今日ハ富ノ日ダカラ寄加持よせかじヲスルトッテ、主税ノ宅ヘ大勢ソノムレガ寄ッテ来テ
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ある日、神田の仕立屋でカゲとみの箱をしている奴がきた。ちょうど今日は富の日だというので、それから大勢の人を集めて寄加持よりかじをすることになった。
安吾史譚:05 勝夢酔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)