“定宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうやど77.3%
ぢやうやど18.2%
じようやど4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六条坊門の白拍子しらびょうし翠蛾すいがの家は、吉次の定宿じょうやども同じようになっていた。翠蛾の妹は潮音という。彼は潮音の檀那だんなであった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
急ぎ大坂渡邊わたなべ紅屋庄藏べにやしやうざう方へぞ着しける此紅屋といふ旅人宿はたごや金比羅こんぴら參りの定宿ぢやうやどにて常樂院は其夜主人あるじの庄藏を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
土佐の定宿じようやどに御引取申候つもりニ候間、今夕方まで其方もとに御止り可遣候、早〻。