“安泰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんたい80.0%
やすらか13.3%
やすき6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けつして安泰あんたいではない。まさつめぎ、しぼり、にくむしほねけづるやうな大苦艱だいくかんけてる、さかさまられてる。…………………
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かの旗手とともにこの物遠く紅の海邊うみべに進み、彼とともに世界をば、イアーノの神殿みやとざさるゝほどいと安泰やすらかならしめき 七九—八一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
義仲以来由縁ゆかりある名家が、そんな名もない悪女のために滅亡するはいかにも残念、場合によっては木曽家のため、その女を討って取り、国土を安泰やすきに置かなければならない
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)