“守人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もりと50.0%
まもりて16.7%
もりびと16.7%
もりゅうど16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、あらましは、事情にくわしい守人もりとが、んでふくめるように聞かせてくれた。甚助が生れたその年のことだというから、天文十六年のことにちがいない。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
取れまいと云つゝ故意わざと見せびらかししか盜人どろぼうひまはあれども守人まもりてひまはなしとか云なりと大口おほぐちあいて打笑ひ其胴卷そのどうまき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
北のやかたの守人もりびとのいうには、南野みなみののはてに定明らしい者がたむろしているとも言い、それは一軒のやかた作りではなく、野の臥戸ふしどのような小屋掛こやがけの中に住んでいるとのことだった。
野に臥す者 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
「大神宮さまのお守人もりゅうどじゃ」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)