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嬌声
ふりがな文庫
“嬌声”のいろいろな読み方と例文
旧字:
嬌聲
読み方
割合
きょうせい
86.4%
けうせい
13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうせい
(逆引き)
それに跳びつく彼女らの
嬌声
(
きょうせい
)
が——彼女らもまたこんなはしたない声が出せるのかと、そう驚くほど花やかに周囲にひびきわたった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
驚いたのは、そのだぼはぜ嬢、「
好
(
い
)
いのよ、好いのよ」と
嬌声
(
きょうせい
)
を発し、「あなた、とても好いわ」とぼくの肩に手を置いた事です。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
嬌声(きょうせい)の例文をもっと
(19作品)
見る
けうせい
(逆引き)
しかしその瞬間に彼の
鼓膜
(
こまく
)
は「私はX子と云ふのよ。今度御独りでいらしつた時、呼んで頂戴」と云ふ
宛転
(
ゑんてん
)
たる
嬌声
(
けうせい
)
を捕へる事が出来た。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
浪花節
(
なにはぶし
)
、からかひと
嬌声
(
けうせい
)
、酒のこぼれ流れてゐる長い木の食卓、奥の料理場から、何々上り! と知らせる声なぞの雑然とした——安酒場の給料日であるが——夜更けて、四辺は静かになり
日本三文オペラ
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
嬌声(けうせい)の例文をもっと
(3作品)
見る
“嬌声”の意味
《名詞》
女性の艶かしい声。
(出典:Wiktionary)
嬌
漢検1級
部首:⼥
15画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“嬌”で始まる語句
嬌態
嬌
嬌羞
嬌瞋
嬌笑
嬌名
嬌艶
嬌然
嬌嗔
嬌娜
“嬌声”のふりがなが多い著者
田中英光
本庄陸男
高見順
武田麟太郎
橘外男
山本周五郎
中島敦
林芙美子
江戸川乱歩
吉川英治