“嫡妻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ムカヒメ50.0%
むかひめ25.0%
ちゃくさい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
意礼オレ大国主神と為り、亦た宇都志国玉神となりて、其我女須勢理毘売を嫡妻ムカヒメとして、宇迦ウカの山の山本に底津石根ソコツイワネに宮柱ふとしり、高天原に氷橡ヒギたかしりて居れ、是奴コヤツと詔給いき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
その我が女須世理毘賣を嫡妻むかひめとして、宇迦うかの山一七の山本に、底津石根そこついはねに宮柱太しり、高天の原に氷椽ひぎ高しりて一八居れ。
後に藤原鎌足かまたり嫡妻ちゃくさいとなられた方とおもわれるが、この御製歌はそれ以前のものであろうか、それとも鎌足薨去(天智八年)の後、王女が大和に帰っていたのに贈りたもうた歌であろうか。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)