“嫉妬心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しっとしん76.9%
やきもちごころ15.4%
しつとしん7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからひとの失敗を冷笑すること——親子の間柄でも容赦はない……相場師の神経質と嫉妬心しっとしんと来たら、恐らく芸術家以上でしょう
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
お絹が彌三郎に未練があつて、毎日淺草へ出かけるのを、新助は知らない筈もなく、知つて嫉妬心やきもちごころを起さないとしたら、それは嘘になります。
平気でいらつしやるんですよ——梅子さん、私は嫉妬心しつとしんが強いと云ふのでせうか
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)