“婦負”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねい80.0%
めひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今申しました紅殻入べにがらいりの紙は、越中婦負ねい郡の八尾やつお地方で作られます。土地では「赤傘あかがさ相竹あいたけ」と呼びます。この町は和紙で誇るべきものを幾種かちます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
しかるに越中婦負ねい速星はやほし村大字麦島には字梠場ころばという地名がある。梠の字をコロに宛てたのである。そのコロバもまた一つの「清ら庭」であろうかと考える。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
婦負めひすすきおしゆき宿やど今日けふかなしくおもほイはゆ 〔巻十七・四〇一六〕 高市黒人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)