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奴僕
ふりがな文庫
“奴僕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬぼく
76.6%
しもべ
10.6%
どぼく
8.5%
げなん
2.1%
でつち
2.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬぼく
(逆引き)
疑いも無く昇は、課長の信用、三文不通の信用、主人が
奴僕
(
ぬぼく
)
に措く如き信用を得ていると云ッて、それを鼻に掛けているに相違ない。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
奴僕(ぬぼく)の例文をもっと
(36作品)
見る
しもべ
(逆引き)
土地の
周
(
しゅう
)
という家に一人の
奴僕
(
しもべ
)
があった。ある日、
薪
(
たきぎ
)
を伐るために、妻と妹をつれて山の中へ分け入ると、奴僕はだしぬけに二人に言った。
中国怪奇小説集:04 捜神後記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
奴僕(しもべ)の例文をもっと
(5作品)
見る
どぼく
(逆引き)
良家の女子、強いて
禽妝
(
きんしょう
)
を委して、
※気冤氛
(
れいきえんふん
)
、暗く天日無し。
奴僕
(
どぼく
)
一たび到れば、則ち守令顔を
承
(
う
)
け、書函一たび投ずれば、則ち司院法を
枉
(
ま
)
ぐ。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
奴僕(どぼく)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
げなん
(逆引き)
華陰
(
かいん
)
へきた時、先発の
奴僕
(
げなん
)
どもは豚を殺し羊を
炙
(
あぶ
)
って、主人の張の着くのを待っていた。黄いろな服を着た男がどこからきたともなしに入ってきて、御馳走のかまえをしてある処へ坐った。
賭博の負債
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
奴僕(げなん)の例文をもっと
(1作品)
見る
でつち
(逆引き)
六波羅の野邊にて
奴僕
(
でつち
)
もろとも
苦參
(
たうやく
)
を引いて、これを陰干にして腹藥になるぞと、ただは通らず、けつまづく所で
燧石
(
ひうちいし
)
を拾いて袂に入れける、朝夕の煙を立つる世帶持は
金銭の話
(旧字旧仮名)
/
太宰治
(著)
奴僕(でつち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“奴僕”の意味
《名詞》
男性の召使い。下僕。下男。
(出典:Wiktionary)
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
僕
常用漢字
中学
部首:⼈
14画
“奴僕”で始まる語句
奴僕宮
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