“大陽気”の読み方と例文
旧字:大陽氣
読み方割合
おおようき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——がッかりのあとが理に落ちて、イヤに今夜は陰気になった。吉原とでも目先をかえて、大陽気おおようきにサンザメかそうか」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
或人が不斗ふと尋ねると、都々逸どどいつ端唄はうたから甚句じんくカッポレのチリカラカッポウ大陽気おおようきだったので、必定てっきりお客を呼んでの大酒宴おおさかもり真最中まっさいちゅうと、しばらく戸外おもて佇立たちどまって躊躇ちゅうちょしていたが
寝る時まで大陽気おおようきで騒ぎつづけたが、その新しい遊び方はまた、次の荒天の日にも役に立った。