“大相”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいそう83.3%
たいさう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三月ばかりたつと、しつが出来てだんだん大相たいそうになった、起居たちいもできぬようになって、二年ばかりは外へも行かずうちずまいをしたよ。
婆あさんは膳と土瓶とを両手に持って、二人の顔を見競みくらべて、「まあ、大相たいそうしずかでございますね」と云って、勝手へ行った。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
大相たいさう暮し易いところです、ね。」このお綱の言葉を引き受けて、勇は不思議さうにかのぢよに聽いた
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)