“大木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいぼく90.7%
おほき5.6%
おほぎ1.9%
クイボタ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最早もはや最後さいごかとおもときに、鎭守ちんじゆやしろまへにあることに心着こゝろづいたのであります。同時どうじみねとがつたやうな眞白まつしろすぎ大木たいぼくました。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
關館と大木おほきと兩方から土手をきづき出して、まん中に橋をけた處まで來ると、馬のはだよりも黒い若い衆が一人裸でうまを洗つてゐた。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
今裂けしけやき大木おほぎ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
あか/\と 燎火ニハビは燃ゆる。大木クイボタの株どつしりと 燃え盛るなり
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)