“夜詣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よまい50.0%
よまいり25.0%
よまゐ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千鳥の店の話によると、お兼はせがれ長之助のゆくえ不明を苦に病んで、この頃は浅草の観音へ夜詣よまいりをする。
廿九日の牡丹餅 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
夜詣よまいりにさせる社務所の
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
奥の院の夜は寂しくとも、信心ぶかい者の夜詣よまゐりが断えぬので、燈火の断えるやうなことは無い。また夜籠よごもりする人々もゐると見え、私等の居る側に茣蓙ござなどが置いてある。
仏法僧鳥 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)