“夜昼”のいろいろな読み方と例文
旧字:夜晝
読み方割合
よるひる78.6%
よひる14.3%
ひるよる7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若い者を集めて夜昼よるひる剣術の稽古をやったり鉄砲などを備えて置きますから、あなた様にもその心持でおいでにならないと危のうございますぞ
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
うち羽ぶき常にもがもな刷られゆく紙幣さつ夜昼よひるなしいくさ長きに
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
旅籠屋はたごやつては実際じつさい容易よういことではからう、——仮初かりそめ宿やどつた夫婦ふうふが、をんな生死しやうし行衛ゆくゑれず、をとこそれために、ほとんど狂乱きやうらんかたちで、夜昼ひるよるともしにまよ歩行あるく……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)