“夜学”の読み方と例文
旧字:夜學
読み方割合
やがく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは、東京とうきょうへきてから、ある素人家しろうとやの二かい間借まがりをしました。そして、昼間ひるま役所やくしょへつとめて、よるは、夜学やがくかよったのであります。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
するとおとよはもう得意らしく、「学校はいま夏休みですがね、遊ばしといちやいけないと思つて本郷ほんがうまで夜学やがくにやります。」
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ぼくのうちは、貧乏びんぼうだし、なかなかうえ学校がっこうへいかれない。来年らいねんまちのおじさんのみせ奉公ほうこうして、夜学やがく勉強べんきょうをするつもりだ。
空にわく金色の雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)