“外端”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はずれ50.0%
へり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこには見事に整った螺旋紋の中心から、右の外端はずれにかけて、三日月形の傷あとが、ハッキリ現われていた。
ついき鎌倉警察署で見せられた、犯人の指紋写真と同じ螺旋紋が、そして、その中心から右の外端はずれにかけて、三日月型の傷痕が、寸分違わず、ハッキリと現われていたのである。
しゆよ、教法の掟に従つて、言上する事を、容し給へ。必定、この小児十字軍は善いわざで無い。之が為に御墓の恢復は思ひもよらぬ。唯、正しき信仰の外端へりに徜ふ浮浪の徒を増すばかりである。
法王の祈祷 (新字旧仮名) / マルセル・シュウォッブ(著)