“夏冬”の読み方と例文
読み方割合
なつふゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
着物は塾に居るときも故郷の母が夏冬なつふゆ手織ており木綿もめんの品をおくっれましたが、ソレを質に置くとえば何時か一度は請還うけかえさなければならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
なにしろ、あなた、月謝げつしやばかりが毎月まいげつ一円、本代だつて試験の度々たんびに二三円ぢやきゝませんしね、れに夏冬なつふゆともに洋服を着るんでせう、靴だつて年に二足は穿いてしまひますよ。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)