“堤燈”のいろいろな読み方と例文
新字:堤灯
読み方割合
ちやうちん50.0%
ちょうちん25.0%
ひさげとう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたけすみ堤燈ちやうちんをぶらさげたやうな酸醤ほゝづきが、とうさんに酸醤ほゝづきれまして、そのしんしてしまつてから、ふるふでぢくいて御覽ごらんをしへてれました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
真吉しんきちは、おかあさんのいの呉服店ごふくみせおもしました。そこで堤燈ちょうちんりてゆこうとりました。ふいに、真吉しんきちかえってきたので、呉服店ごふくみせのおかみさんは、おどろいて
真吉とお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
又高き窓なる人々は竿に着けたる堤燈ひさげとうさし出して誇貌ほこりがほなるを、屋根に這ひ出でたる男ども竿の尖に紛※てふき結びたるを揮ひて、これをさへ拂ひ消すめり。