“善意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんい25.0%
ぜんゐ25.0%
よきおもひ25.0%
グッド・ウイル25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしておつぎは卯平うへいむかつてかれ幾分いくぶんづゝでも餘計よけい滿足まんぞく程度ていどにまでこゝろつくすことが、善意ぜんいもつてしてもむし冷淡れいたんであるがごとえねばならなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「なに善意ぜんゐはらはないのは、文芸協会の方でも八釜敷やかましくは云はないはづだ。うせ幾何いくら切符が売れたつて、とゞのつまりは協会の借金になる事はあきらかだから」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
即ちその一者ひとりは、善意よきおもひもどる者なき處なる地獄より骨に歸れり、是抑〻そも/\生くる望みのむくいにて 一〇六—一〇八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
旅行者のもつ俗な善意グッド・ウイルと口笛の気軽さで、野花とみどりの斜面と羊のむれのケント州の心臓を走って、「ある日大きな倫敦ロンドン愛蘭アイルランド人がやってきた」