“品行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひんかう35.7%
ひんこう28.6%
みもち28.6%
おこなひ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時候じこうと、ときと、光線くわうせんの、微妙びめう配合はいがふによつて、しかも、品行ひんかう方正はうせいなるものにのみあらはるゝ幻影まぼろしだと、宿やど風呂番ふろばんの(しんさん)がつた。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
人間の生計あるいは生活あるいは品行ひんこうにおいていわゆる表裏ひょうり(ことにいわゆるなる文字を使うことに注意をうながしたい)
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
まして品行みもちの噂でも為て、忠告がましいことでも言おうものなら、母は何と言って怒鳴るかも知れない。さいが自分を止めたも無理でない。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
垂しより已來このかた本尊ほんそん現化げんげの秋の月はてらさずと云所も無く眷屬けんぞく結縁けちえんの春のはなかをらずと云ふ袖も方便はうべんかどには罪有る者をばつがた抑々そも/\義長の品行おこなひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)