“周防”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すおう85.1%
すはう6.4%
すは2.1%
すおうの2.1%
すはうの2.1%
すほう2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀田正盛まさもり、板倉周防すおう、小堀遠州、佐久間将監しょうげん等が著名であるが、沢庵が最も愛したのは、細川家の卓抜な嫡孫、越中守忠利であった。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
周防すはうの方に私の故郷の村がある。隣村は長門の国になつてゐて、そこに、長門峡ながとけう、といふ奇勝がある。
故郷に帰りゆくこころ (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
周防すはの国玖珂くが鞠生まりふの浦漕げばうらさびしくも秋の浪立つ
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
清盛は五条の大納言国綱に臨時に周防すおうの国を与え、内裏の建設を命じた。
上田周防すはうの義隣よしちか殿町奉行中山出雲守殿大岡越前守殿公事方勘定くじかたかんぢやう奉行駒木根こまぎね肥後ひごの守殿かけひ播磨はりまの守殿御目付杉浦貞右衞門殿浦井權九郎殿出座あり大岡殿正面端近はしちかく進み出られ右の方に中山殿其の右に大目付御目付立合たり其外勘定吟味役衆祐筆いうひつ衆勘定衆兩支配勘定に至るまで公事くじ立合の役々出席あり此時大岡越前守殿本多長門守家來松本理左衞門と呼れ其方儀は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
周防すほうの大内家からして用脚ようきゃくを調達する時にも、また宗祇の斡旋あっせんを得ておった。