“吹破”の読み方と例文

読み方	割合
ふきやぶ	100.0%

ふきやぶ

生憎（あいにく）夜風（よかぜ）の身（み）に寒（さぶ）く、夢（ゆめ）のやうなる考（かんが）へ又（また）もやふつと吹破（ふきやぶ）られて、ええ私（わたし）は其（その）やうな心弱（こゝろよわ）い事（こと）に引（ひ）かれてならうか、最初（さいしよ）あの家（うち）に嫁入（よめいり）する時（とき）から、東二郎（とうじらう）どのを良人（をつと）と定（さだ）めて行（い）つたのでは無（な）いものを

うらむらさき (旧字旧仮名) ／ 樋口一葉(著)

吹	常用漢字 中学 部首:⼝ 7画
破	常用漢字 小５ 部首:⽯ 10画