“合間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいま93.3%
あひま6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はこまを握る合間あいま合間に顔をあげて、星尾助教授の手の内を後からみたり、川丘みどりの真白な襟足えりあしのあたりをぬすして万更まんざらでない気持になっていた。
麻雀殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、指を湿らせる合間あいまに、水をほめる前に、先刻話しかけたつづきを、思出したようにいうのだった。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
まく合間あひまに縫子が代助の方をいて時々とき/″\妙な事をいた。何故なぜあの人はたらひで酒を飲むんだとか、何故なぜ坊さんが急に大将になれるんだとか、大抵説明の出来ない質問のみであつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)