“取寄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりよ70.6%
とりよせ23.5%
とりよす5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しもあの懐剣かいけんが、わたくしはかおさめてあるものなら、どうぞこちらに取寄とりよせていただきたい。生前せいぜん同様どうようあれを守刀まもりがたないたうございます……。
うけ我々も念の爲預けたる證文を入れ申さんとすゞり取寄とりよせ一札を記載したゝめ三人の名の下へ印をすゑて預りの一札と引換ひきかへになしもとより急がぬ旅なれど日和ひより
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かぞふれば廿五兩一分の利にして百二十兩となるよつて元利合せて二百二十兩四郎右衞門へかへすべし早速さつそく宿元やどもとより取寄とりよすべしと申渡さるまこと當然たうぜんなれば三郎兵衞は是非なくかしこまるとは申ものゝ只今たゞいま二百二十兩の金子匇々なか/\以て出來できかね候により何分御勘辨下ごかんべんくださるべしと申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)