“勾玉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まがたま94.4%
こうぎょく5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五十年ぜんの日本人は「神」といふ言葉を聞いた時、大抵たいてい髪をみづらにひ、首のまはりに勾玉まがたまをかけた男女の姿を感じたものである。
文章と言葉と (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
だいたい五百助の家は年数も知れぬ昔から代々そこで管玉や切子きりこ玉やなつめ玉、臼玉、勾玉まがたま、丸玉などを造っていたと伝説されている。
伊勢山田の商人あきんど勾玉こうぎょくより小包送りこしけるを開き見ればくさぐさの品をそろへて目録一枚添へたり。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)