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初々
ふりがな文庫
“初々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ういうい
80.6%
うひ/\
11.2%
うひうひ
3.1%
うい/\
2.0%
はつ/\
1.0%
ういうし
1.0%
うゐ/\
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ういうい
(逆引き)
白地の
浴衣
(
ゆかた
)
に、この頃はやる麻の葉絞りの紅い帯は、十八の娘をいよいよ
初々
(
ういうい
)
しく見せた。林之助はもう一度お絹とくらべて考えた。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
初々(ういうい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うひ/\
(逆引き)
二十一といふにしては、少し
初々
(
うひ/\
)
しく、健康で明るくて、心配も
愁
(
うれ
)
ひも利かない姿ですが、それだけ愛嬌者で、誰にでも好かれさうな女です。
銭形平次捕物控:155 仏像の膝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
初々(うひ/\)の例文をもっと
(11作品)
見る
うひうひ
(逆引き)
自分達の新しい出発を占つて貰つたやうな気がして、ゆき子は比嘉の
初々
(
うひうひ
)
しい態度に、好意と尊敬を持つた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
初々(うひうひ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
うい/\
(逆引き)
初々
(
うい/\
)
しき
大島田
(
おほしまだ
)
結
(
ゆ
)
ひ
錦
(
わた
)
のやうに
絞
(
しぼ
)
りばなしふさ/\とかけて、
鼈甲
(
べつかう
)
のさし
込
(
こみ
)
、
總
(
ふさ
)
つきの
花
(
はな
)
かんざしひらめかし、
何時
(
いつ
)
よりは
極彩色
(
ごくさいしき
)
のたゞ
京人形
(
きようにんげう
)
を
見
(
み
)
るやうに
思
(
おも
)
はれて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
初々(うい/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
はつ/\
(逆引き)
仙「今聞けば飛んだ
災難
(
せえなん
)
だったね、おゝ
初々
(
はつ/\
)
しく飛んだひどいめに逢ったね」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
初々(はつ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
ういうし
(逆引き)
いやいや燈光は、その男の額へ、
接吻
(
くちづけ
)
している女の唇の
初々
(
ういうし
)
しい顫えをも照らしていた。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
初々(ういうし)の例文をもっと
(1作品)
見る
うゐ/\
(逆引き)
すると
然
(
さ
)
も
嬉
(
うれ
)
しさうに
莞爾
(
にツこり
)
して
其時
(
そのとき
)
だけは
初々
(
うゐ/\
)
しう
年紀
(
とし
)
も七ツ八ツ
若
(
わか
)
やぐばかり、
処女
(
きむすめ
)
の
羞
(
はぢ
)
を
含
(
ふく
)
んで
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
初々(うゐ/\)の例文をもっと
(1作品)
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初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
々
3画
“初”で始まる語句
初
初心
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬
初更
“初々”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
島崎藤村
岩野泡鳴
徳田秋声
中里介山
ワシントン・アーヴィング
国枝史郎
ロマン・ロラン
倉田百三
樋口一葉