“切子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きりこ94.7%
キリコ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妾の寝台は隅から隅まで印度インド風でり固まっていた。白いのは天井裏のパンカアと、海月くらげ色に光る切子きりこ硝子のシャンデリヤだけだった。
ココナットの実 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
だいたい五百助の家は年数も知れぬ昔から代々そこで管玉や切子きりこ玉やなつめ玉、臼玉、勾玉まがたま、丸玉などを造っていたと伝説されている。
これまた珍しく緑色のお酒の入れられた切子キリコの瓶が立って、それはお祝の鐘の鳴る小さい鐘楼のようでした。