“出役”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅつやく83.3%
でやく11.1%
しゆつやく5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たしか上林の弥造とか言った角力上りの奴もいるようだが、何ですかい、あの連中、出役しゅつやくは今日だけのことかそれとも……?
斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
天保十二年四十三歳の時支配勘定出役でやく。翌年小普請に入る。嘉永五年九月年五十四、御作事方書役おさくじかたかきやく出役。翌年品川沖砲台築造の事に従う。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
入れ殺生する曲者くせものありとのうつたへに付私し出役しゆつやく仕つり引き捕へ吟味ぎんみ仕り候處に彼曲者かのくせものは紀伊家の徳太郎信房卿のぶふさきやうの御名前を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)