“円観”の読み方と例文
読み方割合
えんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐ前月の六月には、六波羅からこの鎌倉表へ、——日野俊基としもとをはじめ、宮方陰謀の重大犯とみなさるる僧の文観もんかん、忠円、知教ちぎょう遊雅ゆうが円観えんかんなど——あまたな縄付がぞくぞく押送おうそうされていた。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)