“円弾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんだん50.0%
まるだま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小早船の帆柱にポルトガルの国旗が揚ったと思うと、大筒が火を噴き、円弾えんだんが唸り声をあげてサンチャゴの舳をかすって行った。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
きっと犯人の古典クラシック好みから、ロドマンの円弾まるだま海盤車ひとでのような白煙を上げて炸裂さくれつするだろうよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)