“側杖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そばづえ90.0%
そばづゑ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らは側杖そばづえを食うようなことをしたくなかった。彼らはクリストフの人物を知っていた。彼の能力や彼の短気なことを知っていた。
双方ともに死傷十数名という激しいものだったが、その外に、運わるく側杖そばづえをくって斬り倒された「モニカの千太郎」という街の不良少年があった。
ヒルミ夫人の冷蔵鞄 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
然るに人質に出で候はん人、一人も無之候へば、出し申すことなるまじくなどとは一も二もなき喧嘩腰にて、側杖そばづゑを打たるるわたくしどもこそ迷惑千万に存じ候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)