“倭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまと68.4%
15.8%
ひく5.3%
ヤマト5.3%
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
由良が体をわるくして一しょにその芝居をしていたやまとの座を急に途中でぬけたとき、そのまゝ西巻は倭につれられて大阪へ下った。
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
そうして表題を少しひねってつけて見た。こうすると、・漢・洋の死者の書の趣きが重って来る様で、自分だけには、気がよかったのである。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
いぢけた、ひくい椰子の木立
南洋館 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
ヤマトべに西風ニシ吹きあげて 雲離クモバナれ き居りとも 我忘れめや(くろ媛——記)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
太古日本原住民族の一に自らと称した部族があって、西は九州から東は関東地方にまで居住していたらしい。
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)