“供餅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そなえもち50.0%
おそなえ33.3%
かちん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長谷川さんが何も知らずにお供餅そなえもちと林檎など持って来られたので、これもお棺に入れることが出来た。
お蝶夫人 (新字新仮名) / 三浦環(著)
小松宮から拝領した素袍すおう烏帽子えぼしをつけた姿の写真であった。正月には、この床の間には父の弟子達から贈られた供餅おそなえが飾られた。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
歳の市での梅の花とお供餅かちんを買って帰って来たのは二時過ぎでしたの。髪を結ったり襟掛けをしたりして時計を見るとかれこれもう四時なんです。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)