“仏法領”の読み方と例文
読み方割合
ぶっぽうりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廊下に落ちている一枚の紙も、もったいないと感ずる人には、仏法領ぶっぽうりょうのものとして、はじめてりっぱにその経済価値が認められるのです。で、問題は、つまり物に対する心構えです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
仏法領ぶっぽうりょうの物をあだにするかやと仰せられ、両の御手にて御いただき候としかじか、総じて紙の切れなんどのようなる物をも、仏物ぶつもつとおぼしめし御用い候えばあだに御沙汰ごさたなく候うの由
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)