“仏心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶっしん45.5%
ほとけごころ45.5%
ほとけごゝろ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやさ改心して頭髪あたまを剃こぼち、麻の法衣ころもに身をやつし、仏心ぶっしんになると云ったではござらぬか、その仏に仕える者が繊弱かよわい婦人をの如く縛って置くをなぜ止めん、なぜ助けん
俺はそう呟いて、いやいや、今夜というのを延ばしただけだと俺は俺の仏心ほとけごころを押しつぶした。今夜はカンベンしてやろう。今夜だけ見のがしてやる。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
真実の仏心ほとけごゝろになりましたから、山三郎も江戸屋半治もを折って、粥河圖書の様子をみている所へ、ばた/\と高張提灯を先に立てまして駈けて参ったのが江戸屋半五郎