“乳牛院”の読み方と例文
読み方割合
にゅうぎゅういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは元、禁裏のお牛場うしばで、乳牛院にゅうぎゅういんの跡とも呼ばれていた。今でも、野放しの牛がいるとみえ、陽が高くなると、枯れ草とふんのにおいが蒸れて来るのである。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)