“乱暴”のいろいろな読み方と例文
旧字:亂暴
読み方割合
らんぼう91.9%
らんばう8.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とその中の頭分かしらぶんらしいさむらいがいいました。それから二言ふたこと三言みこといいったとおもうと、乱暴らんぼう侍共さむらいどもはいきなりかたないてってかかりました。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
中島も木島も時々ときどき来る。矢野もときどきふたりのところへゆく。ふたりはずいぶん乱暴らんぼうにさわぎもするけれど、よく勉強もする。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
おゝあつつゝゝゝ。五「乱暴らんばうな人だ、火をつてらア、口の中にきず出来できましたらう。弥「いえ、にゆうが出来できました。 ...
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
千代ちいちやんあれなん学校がくかう御朋友おともだち随分ずゐぶん乱暴らんばう連中れんぢうだなアとあきれて見送みおく良之助りやうのすけより低頭うつむくお千代ちよ赧然はなじろめり
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)