“乞食僧”の読み方と例文
読み方割合
こじきそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一歳ひととせ初夏の頃より、このあたりを徘徊はいかいせる、世にもいまわしき乞食僧こじきそうあり、その何処いずこより来りしやを知らず、忽然こつぜん黒壁に住める人の眼界にあらわれしが、殆ど湿地にうじを生ずるごと
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)