“丞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょう80.0%
すみ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明智方にも、勇者は多かったが、奥田市之介、溝尾五左衛門、桜井新五、逸見木工允へんみもくのすけ、堀口三之じょう、磯野弾正だんじょう鳥山主殿助とりやまとのものすけなど、枕をならべて、討死をげてしまった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは右近うこんじょうで宰相中将の手もとに使っている男であった。
源氏物語:33 藤のうら葉 (新字新仮名) / 紫式部(著)
すなわち奮って而してかなしみ、すみやかに前轍ぜんてつを改む、と云い、一念の微なるも、鬼神降監す、安しとする所に安んずるなかれ、たしなむ所を嗜む勿れ、といい、表裏交々こもごも修めて、本末一致せんといえる如き
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)