“不得已”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やむをえず80.0%
やむをえざる20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この玄関払の使命をまとうしたのがペンである。自分は嘘をつくのは嫌だ。神さまに済まない。然し主命しゅうめいもだし難しで不得已やむをえず嘘をついた。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
昨年来蘭軒医談遺板に付て補刊仕ほかんつかまつり、前の板下書候梶原平兵衛も既に歿後、不得已やむをえず拙筆にて補板仕候。(中略。)外に以呂波字源考一冊、詩史顰ししひん一冊、共に上木仕候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
米使渡来以降外交の難局に当られ候阿部伊勢守正弘は、不得已やむをえざる事情の下に外国と条約を締結するに至られ候へ共、其素志は攘夷に在りし由に有之候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)